任意継続被保険者(第4種被保険者)|年金について学ぶなら役に立つ年金知識

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任意継続被保険者(第4種被保険者)

 

昭和60年改定前の旧厚生年金保険法においては、10年以上の加入期間を有する人には、退職後も任意加入被保険者(第4種被保険者)として、旧老齢年金の受給資格期間(原則20年)を満たすまで加入することを認めていました。この第4種被保険者制度は、昭和60年の法改正によって廃止することとされましたが、経過措置により、現在でも昭和16年4月1日以前に生まれた人であって、一定の要件を満たす者については、第4種被保険者となることができます。

 

資格取得の要件

 

1、昭和16年4月1日以前生まれで施行日(昭和61年4月1日)に厚生年金被保険者であること

 

2、施行日の属する月から資格喪失日の属する月の前月までのすべての期間厚生年金保険又は共済組合等に加入していたこと

 

3、厚生年金保険の被保険者期間が10年以上20年(中高齢者特例に該当する場合は15年)未満であること

 

4、資格喪失日から起算して6月以内に厚生労働大臣に申出をすること

 

共済組合の組合員等である間は第4種被保険者になることはできない。

 

資格取得の時期

 

第4種被保険者の資格取得の申出をした者は、原則として、次の日のうち、その者の選択する日に、被保険者の資格を取得します。

 

ただし、初めて納付すべき保険料を滞納し、督促状の指定期限までに、その保険料を納付しない場合は、第4種被保険者とならなかったものとみなされます。

 

1、当該申出に係る厚生年金保険の被保険者又は共済組合の組合員等の資格を喪失した日

 

2、当該申出が受理された日

 

資格喪失の時期

 

第4種被保険者は、次のいずれかに該当するに至った日の翌日(3又は4に該当するに至ったときは、その日)に、被保険者の資格を喪失します。

 

1、死亡したとき

 

2、厚生年金保険の被保険者期間が20年(中高齢者の特例に該当する場合は15年から19年)に達したとき

 

3、当然被保険者又は任意単独被保険者となったとき

 

4、共済組合の組合員等となったとき

 

5、厚生労働大臣に対する資格喪失の申出が受理されたとき

 

6、保険料(初めて納付すべき保険料を除く。)を滞納し、督促状の指定期限までに、その保険料を納付しないとき

 

第4種被保険者は、他制度での加入期間を合算して老齢年金の受給権が発生したとしても、厚生年金保険の被保険者期間が、旧厚生年金保険の老齢年金の受給資格期間である20年(15から19年)に達するまでは加入できる。

 

反対に、老齢年金の受給権が発生していなくても、厚生年金保険の被保険者期間が20年(15から19年)に達した場合には、被保険者の資格を喪失する。したがって、後者の場合は、国民年金に任意加入するなどして、新法の受給資格期間を満たさなければならない。





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